知的障害者が繰り広げるエンターテイメントに魅せられる方が増えています。
自然生クラブはまさにその代表的な存在です。
そんな自然生クラブの場所はどこにあるのか?代表はどんな人なのか?まとめた内容になっております。
記事の目次
自然生(じねんじょ)クラブの事務所があるつくば市
引用:NPO法人自然生クラブ公式サイト
自然生クラブはNPO法人(特定非営利活動法人)として1990年に設立されています。
代表理事は柳瀬幸子氏で、施設長は柳瀬敬氏になっています。
プロフィールを確認すると、柳瀬敬氏がクラブを設立していることが分かり、夫婦で切磋琢磨活動していることも分かりました。
自然生クラブの事務所は筑波山南側の麓が拠点になっています。
クラブを設立した1990年から2016年までは通称「山の家」として活動の拠点になっていましたが、現在はこの場所で通称「森の家」と「宙の家」として活動しています。
自然に囲まれていて素敵ですよね^^
筆者も北海道で森や山にすぐ行ける場所に住んでいるので、親近感が沸きます。
余談ですが、自然に触れているとストレスが減少すると科学的に実証されているという話があって、筆者も東京から北海道に戻ってきてストレスが減ったと感じていますよ^^
このような環境下がハンディキャップを背負ってしまっている障害者の方にもプラスに働くことは間違いないと思います!
代表の柳瀬さんはなぜ自然生クラブを設立したのか?
設立者の柳瀬氏のプロフィールを見ると筑波大学で教育哲学を学び、その後教員となり自由教育を実践とあります。
詳しいインタビュー記事などは見つけられなかったので、想像になりますが柳瀬氏は人の可能性を見出したかったのではないでしょうか?
例え障害者であっても個人の才能を伸ばし、自由に表現をして社会に還元していく。
自身が学んだことを教育の場で実践したことから、もっと意義のある活動をしてみたいという想いから自然生クラブが誕生したというのであれば、とても自然なことだと思います。
そして現実的に知的障害者の可能性を発掘し、伸ばすことに成功しています。
平成8年にリトアニアの知的障害者演劇祭に特別招待されたことを皮切りに、ヨーロッパ各国の演劇祭で「創作田楽舞」を披露するという実績を出したのは驚くべきというほかありません。
今後ももっと知的障害者と共同で素晴らしい世界を創造することに力を出して欲しいと切に願っています。
自然生クラブに寄せられる口コミ
自然生クラブの場所と人に関するまとめ
自然生クラブの場所についての情報と、代表の柳瀬氏についてプロフィールや実績からクラブを発足した理由を考察した内容でした。
自然生クラブが教えてくれるのは、人には無限の可能性があり知的障害というハンディキャップを抱えながら懸命に前に進んでいる人たちがいるということ。
そんな彼らを見て、一般人である私ちが一生懸命に人に尽くしたり誰かを幸せにする活動ができないわけがないですよね?
人と比べるのでなく、自分にできる可能性にチャレンジすることが大切なんです。